9月のオススメは「レッド・ライジング」。
久しぶりに熱いスペオペを読んだ。
9月の下旬からいろいろ忙しくなってあまり本を読めてない感じだ。
マルドゥック・アノニマス 2 (ハヤカワ文庫JA)の
感想このハードボイルドというかノワールなテイストは嫌いではないが、ちょっとくどく感じてきた。出てくるキャラの一人一人は嫌いではないし、強い敵は物語に必須だが、ちょっと舞台を整える段階が長い気がする。
読了日:9月28日 著者:
冲方丁
不平等との闘い ルソーからピケティまで ((文春新書))の
感想経済的な格差を経済学者たちがどのようにとられてきたかを概観しているのだが、背景として各学派の主張を押さえてないと、要点だけでは理解が難しいところがあった。
読了日:9月16日 著者:
稲葉振一郎
THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日本の
感想海外在住者にありがちな上から目線はあまり感じられず、自分のイギリスでの体験と望んできた理想をもとに日本の現状を照らしだしている。基本レフトだが、偏狭さは感じず、いいバランスを持っていると思う。
読了日:9月14日 著者:
ブレイディみかこ
レッド・ライジング2―黄金の後継者 下 (ハヤカワ文庫SF)の
感想面白かった。とにかく熱くてパワフルな物語だった。忠誠と野心と理想が交じり合って突っ走る荒馬のような魅力あふれる作品だった。
読了日:9月13日 著者:
ピアースブラウン
レッド・ライジング2―黄金の後継者 上 (ハヤカワ文庫SF)の
感想相変わらず、殺るか殺られるか、殺ったり殺られたりが楽しい。ちゃんと悩んだり考えてたりする主人公なんなだけど、やることがはっきりしていて、他の登場人物もぶれた感じがしないのが、荒々しいストーリーなのにしっかりした手応えを感じる魅力なのかもしれない。
読了日:9月7日 著者:
ピアースブラウン
レッド・ライジング―火星の簒奪者 (ハヤカワ文庫 SF フ 21-1) (ハヤカワ文庫SF)の
感想すごく面白かった。最初のほうの下級階層での苦闘から、反逆者になるまでの部分はほんとうにワクワクした。養成所も中だるみを少し感じたが、最後は怒涛の展開で読みきってしまった。続巻も楽しみだ。
読了日:9月7日 著者:
ピアースブラウン
第二進化 (下) (ハヤカワ文庫SF) (アトランティス・ジーン)の
感想トクマ・ノベルズのまま、さらに風呂敷を広げて話が終わってしまった。血の濃いストーリーは苦手なんだけど、いろんなアイディアを詰め込んだデラックスさは嫌いではない。
読了日:9月3日 著者:
A・Gリドル
第二進化 (上) (ハヤカワ文庫SF) (アトランティス・ジーン)の
感想すごいトクマ・ノベルズ感。頭すっからかんにして楽しめる。虐殺による進化などアイディアは面白い。
読了日:9月2日 著者:
A・Gリドル読書メーター