料理日記/読書メーター
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2018年 01月 06日
あけましておめでとうございます。 すごく久しぶりの更新になったが、本はそれなりに読んでいた。 仕事などが忙しいので軽めのSF、ファンタジーが多いが、けっこう八咫烏シリーズや筺底のエルピスなど面白いものが多かった。 赤いオーロラの街で (ハヤカワ文庫JA)の感想 とても読みやすくてすぐに読み終わってしまった。かなり危機的状況なのに明るい雰囲気の物語だった。それは舞台となる北海道を前向きに捉えている作者の想いを反映しているように思えた。課題と克服が軽い印象はあるが、一つ一つのネタはうまく仕上げてある感じがした。 読了日:12月22日 著者:伊藤 瑞彦 ストライクフォール3 (ガガガ文庫) (ガガガ文庫 は)の感想 試合シーンの熱さが素晴らしい。戦術の移行期にあるチームメンバーの群像劇もとても良い。 読了日:12月17日 著者:長谷 敏司 ストライクフォール 2 (ガガガ文庫)の感想 スポ根もののお約束をきっちり抑えてあるのが良い。シリアスな社会情勢とミスマッチを感じるが、それも勢いで乗り切った。 読了日:12月10日 著者:長谷 敏司 ストライクフォール (ガガガ文庫)の感想 ちょっとあまりに某漫画に似ていてびっくりしてしまった。設定の技術的な部分はいかにもゲーム的で面白いのだが、社会構成までゲーム的なすぎて軽い感じなのが気になった。それでも主人公の熱さが伝わるシーンが多くて楽しかった。 読了日:12月03日 著者:長谷 敏司 エクソダス症候群 (創元SF文庫)の感想 「盤上の夜」のときも感じたが、作者は少し精神疾患や障害に夢を見すぎている気がする。精神疾患にはたしかにある種の熱狂と才能を含む場合もあるが、それは疾患と同根というわけでないと思っている。物語は主人公主観での叙情的な雰囲気が滲む描写がとてもよかった。全体を通して淡白さが通底しているが、社会全体を通してみなの精神になにかの欠損があること示してるのかもしれない。その表象、もしくはカナリアような役割としての精神疾患ということだったら納得がいく。 読了日:11月30日 著者:宮内 悠介 スチーム・ガール (創元SF文庫)の感想 良い冒険活劇だった。少女たちを含め登場人物は魅力的で、主人公たちの仕事を含め舞台設定も興味深い。主人公の語り口がちょうど聡い少女と大人の中間ぐらいにある感じなのもとてもよかった。 読了日:11月30日 著者:エリザベス・ベア ドリーム NASAを支えた名もなき計算手たち (ハーパーBOOKS)の感想 映画が面白かったので原作も読んでみた。ちょっと話が散らかっている感じはしたが、個々のエピソードはとても面白い。映画はいろんな要素をうまく一つに織りなしてあると思う。 読了日:10月16日 著者:マーゴット・リー シェタリー 小さいおうち (文春文庫)の感想 戦時中の雰囲気をよく掴んでいると思う。女中たちが感じていた誇りや達成感、周囲とのつながりをうまく表現していて、当時の状況がすんなり頭に入ってくる。それだけで十分だ楽しめたので、逆に最後のネタはちょっと余計に感じられてしまった。 読了日:10月03日 著者:中島 京子 ガンメタル・ゴースト (創元SF文庫)の感想 途中までは魅力的な人物と設定の冒険物語でいい感じだっただけに、終盤ちょっと失速した感じだったのが残念だった。それでもいい感じの物語を作れそうな感じがするのでほかの作品も読んでみたい。 読了日:10月01日 著者:ガレス・L・パウエル 母の記憶に (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)の感想 「紙の動物園」続く短編集。相変わらず素晴らしい作品が多い。表題作「母の記憶に」は使われる技術は5年後には実用化されてもおかしくない。今でもあるジレンマだが、それがより残酷な形で提示されている。個人的に好きなのは「草を結びて環を銜えん」「訴訟師と猿の王」。普通の人が特殊な決断を迫られるという話はとてもグッとくる。 読了日:09月16日 著者:ケン リュウ ID-0 II Vive hodie. ――今日生きよ (ハヤカワ文庫JA)の感想 とても楽しめた。もう少しいろいろ菅さんが語ってくれてもいいのにとも思うけど、それは新作を読もう。 読了日:09月09日 著者:菅 浩江,原作=ID-0 Project ID-0 I Cognosce te ipsum. ――汝自身を知れ (ハヤカワ文庫JA)の感想 楽しんだアニメのノベライズ。さすがの菅さんでちゃんとアニメを忠実に再現しながら、感情的な補完やちょっとした独自の切り口による描写もあってとてもよい。 読了日:09月06日 著者:菅 浩江,原作=ID-0 Project 行き先は特異点 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)の感想 どの作品も楽しく読めて例年以上にレベルが高い印象だった。新しく知った作家で好きなのは「二本の足で」。人間が備品として扱われる現状から、広告の媒体(メディア)になる未来はそう遠くないと感じられた。 読了日:09月04日 著者: なれる!SE16 2年目でわかる?SE入門 (電撃文庫)の感想 最後に大きな話を持ってきて一応完結させたという印象が強い。最後の展開は法的にちょっと疑問もあるが、それでも一つの区切りがついたことを喜びたい。シリーズ初期の話のあるある感が好きだったので寂しい気もする。あと、できればアプリケーション開発の沼も読んでみたかった。 読了日:08月31日 著者:夏海 公司 筺底のエルピス 5 -迷い子たちの一歩- (ガガガ文庫)の感想 前巻の絶望の叫びからどのように展開するか、期待と不安が半分ぐらいで読んだ。落ち着いた雰囲気で後半戦が始まった印象。ちょっとずつ人々がつながりを作っていく暖かい印象なのだが、きっとこれも破壊的な物語への薪べにすぎないのだろう… 読了日:08月31日 著者:オキシ タケヒコ バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)の感想 著者のパワフルさが印象的だが、実際にはいろいろな待ち時間が多くて大変だったのではないかと思う。忍耐強く待ってチャンスをきちんと掴むことができた粘り強さが素晴らしい。 読了日:08月31日 著者:前野ウルド浩太郎 正解するマド (ハヤカワ文庫JA)の感想 作中の作者以上に作者はもっと四苦八苦したのではないか?そしてその苦労が十分報われた出来だと思う。原作者にもアニメにも大変な愛情を感じるすばらしいノベライズではない小説だ。 読了日:08月02日 著者:乙野四方字 ニアデッドNo.7 (電撃文庫)の感想 定番展開だけどそれが楽しい。 読了日:07月20日 著者:九岡 望 エスケヱプ・スピヰド 四 (電撃文庫) 読了日:07月20日 著者:九岡望 エスケヱプ・スピヰド 参 (電撃文庫) 読了日:07月20日 著者:九岡望 エスケヱプ・スピヰド 2 (電撃文庫 く 9-2)の感想 王道でキャラと舞台が増えている。当初の9人が出てくるのが楽しみだ。 読了日:07月20日 著者:九岡 望 筺底のエルピス 4 -廃棄未来- (ガガガ文庫)の感想 ラストの重さにしびれた。絶望が絶望のままそこにあること。これを力強く書ききった作者の力量に感嘆し、その姿勢を好ましく感じた。 読了日:06月28日 著者:オキシ タケヒコ ILC/TOHOKUの感想 「新しい塔からの眺め」が一番地に足がついているのに、一番希望を感じさせた。科学を応援するという意味では一番ではないかと思う。 読了日:06月01日 著者:小川 一水,柴田 勝家,野尻 抱介 誤解するカド ファーストコンタクトSF傑作選 (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-101)の感想 いくつかは読んだことがあった。初読のうち、好きなのは「消えた」。ブラックなテイストが鋭くてよかった。 読了日:06月01日 著者: BLAME! THE ANTHOLOGY (ハヤカワ文庫JA)の感想 原作の人の意識や感情とまったく関係ない都市の存在感が好きだったので、一番好きなのは「射線」だった。 読了日:06月01日 著者:九岡望,小川一水,野崎まど,酉島伝法,飛浩隆 オール・クリア(下) (ハヤカワ文庫SF)の感想 読み終わった後、長いストーリーの末に描かれた歴史をつなぐ点と線の美しさを頭に思い浮かべて大満足だった。長いだけにいろいろなことをすべて咀嚼するのは難しい。著者がどの細部も愛情をもっているだけになおさら。歴史上の重要人物や事件がさらっと出てくるのにいちいち調べていたらたぶん読了できなかったかも。 読了日:05月01日 著者:コニー・ウィリス オール・クリア(上) (ハヤカワ文庫SF)の感想 ストーリーの美しさ、楽しさは本当に最高。いつも難点だと思うのは、登場人物が話し好きすぎて、なんだか素人っぽく感じてしまうこと。それがまたチャーミングなんだから、また困ったもんだ。 読了日:05月01日 著者:コニー・ウィリス ブラックアウト(下) (ハヤカワ文庫SF)の感想 登場人物たちのやり取りだけを読んでるだけなのに、あれよあれよと状況が悪化してく。特に表情や口調の説明があるわけでもないのに、やりとりの言葉(セリフ)だけで、どれだけ切羽詰った感じで話しているかわかるのは流石だ。 読了日:05月01日 著者:コニー・ウィリス ブラックアウト(上) (ハヤカワ文庫SF)の感想 いつかは読もうと思っていたコニー・ウィリスの一連の長編をGWに読み始めた。登場人物がおしゃべりばっかりしているのはやはりちょっと苦手なのだが、それでも状況は進んでいく。 読了日:05月01日 著者:コニー・ウィリス 空白の天気図―核と災害1945・8・6/9・17 (文春文庫)の感想 枕崎台風は表層的な情報は知っていたが、実態ははじめて読んだ。終戦直後の日本にあたえた絶望感は想像するのは難しい。特に広島は。それでも生き続けた人たちは確かにいて、その人たちは別になにか固い意志があったわけではなく、ある意味惰性として生き延びてしまったのだと思う。しかしその惰性こそが人間の生活や仕事の真の強さを支えているような気がする。気象台の幹部たちは観測精神を持っていたかもしれないが、観測員の中にはその惰性の中に気象業務が含まれていたのかもしれない。 読了日:04月28日 著者:柳田 邦男 フォト・ドキュメンタリー 人間の尊厳――いま、この世界の片隅で (岩波新書)の感想 本書で提起されている各地の問題については、日本の原発を含めて、日常的に意識する人は少ないだろう。それゆえにカラー写真による問いかけはとても有効だと感じた。若さからくるヒロイズムを少し感じる部分もあるが、それでも問題提起し共有したいという想いが十分伝わってきた。 読了日:04月01日 著者:林 典子 戦艦武蔵 (新潮文庫)の感想 まず、文章が読みやすく楽しい。流石だと思う。その上で、戦艦武蔵の建造~沈没までを、本当に多面的な視点から、登場人物の考えや思いをしっかりと掴んで描写されていて、とても臨場感があった。解説の「暗い好奇心」というのは著者の視点をよく現している。ただ、どうしょうもない愚行をありのままに描写する好奇心とあわせて、それでも人は生きるという優しさも感じた。 読了日:04月01日 著者:吉村 昭 山椒魚戦争 (岩波文庫)の感想 名作と呼ばれる古典はやはり面白い。予想以上に凝った構成になっていたことが意外だった。 読了日:04月01日 著者:カレル チャペック 文庫解説ワンダーランド (岩波新書)の感想 名作と呼ばれる文庫の位置付けを解説から紐解くエンタメとしてのメタ解説。著者の芸風でもあり面白さでもあるのだが、ちょっと切り口が全般的に画一的な感じがした。それでもいくつかクスっと笑えるネタがあった。 読了日:03月01日 著者:斎藤 美奈子 応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)の感想 山城(大和)の国の寺領政治を中心とした応仁の乱の解説。中心人物は2名などだが、その他の人物が急に現れたりするので、ちょっと読みにくかった。それでも将軍家の力の衰退に絞った説明になっていることから、歴史の流れはわかりやすい。国の中央権力の緩和が地方守護、豪族などにどういった自由を与えたかは、応仁の乱の後の話としてまた別の説明がほしいと思った。 読了日:03月01日 著者:呉座 勇一 S20/戦後トウキョウ退魔録 (NOVEL0)の感想 読みやすくて伝奇活劇として楽しめたが、パロディはちょっと蛇足な気がした 読了日:03月01日 著者:伊藤 ヒロ,峰守 ひろかず 星の羅針盤 (サラファーンの星1) (創元推理文庫)の感想 やや典型的な造形や描写が多いのは残念だが、丁寧に世界と物語を積む上げようとする意欲に満ちていて、そのまま没入することができれば楽しめるのではないかと思う。続編含めてまとまって読むのがいいかもしれない。 読了日:03月01日 著者:遠藤 文子 帰還兵の戦場3 (アステロイドベルト急襲) (創元SF文庫)の感想 最後ちょっと息切れしてしまってもったいない感じだった。少女との関係性や異星生命体とのコミュニケーションなど掘り下げてほしかった気がした。 読了日:02月01日 著者:ギャビン・スミス 帰還兵の戦場2 (軌道エレベーターの下で) (創元SF文庫)の感想 楽しいエンタメ小説なのだが、もう少し深さがほしいかもしれない。 読了日:02月01日 著者:ギャビン・スミス ブラインドサイト〈下〉 (創元SF文庫)の感想 やはり落ち着かない終わり方だった。意識や知性のあり方について様々な哲学的実験を体現した登場人物たちは魅力的だった。解説のテッド・チャンの批評もよかった。 読了日:02月01日 著者:ピーター ワッツ 星群艦隊 (創元SF文庫)の感想 三部作の完結編が一番人間ドラマっぽい話でエンターテイメントとしては面白かった。逆に実験小説らしい思弁的な雰囲気が薄れたのはちょっと残念だった。それでも、シリーズ通して大変楽しめた。 読了日:02月01日 著者:アン・レッキー 黄金の烏 八咫烏シリーズ 3 (文春文庫)の感想 ファンタジーとしての世界の広がりを感じさせてくれた。登場人物が魅力的だけでなく、世界の仕組みも面白そうだ。この時点でなんとなく感じていたシステムが続編でおおよそ当たっていたのは嬉しかった。 読了日:01月04日 著者:阿部 智里 烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2 (文春文庫)の感想 これまた楽しめた。1作目と同じ時系列で見事な対をなしている。 読了日:01月03日 著者:阿部 智里 烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ 1 (文春文庫)の感想 終盤の怒涛の展開に驚くとともに、素直に素晴らしい!と思った。女性たちの魅力的な駆け引きをバッサリと切り捨てるような印象だが、最初から少しずつちゃんとヒントは合ったのだ。とても楽しめたのですぐに続刊を購入した。 読了日:01月02日 著者:阿部 智里 世界の終わりの壁際で (ハヤカワ文庫JA)の感想 楽しく読めたが、ちょっとハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作としては物足りなかった。エンタメとしての骨子はそろっているのだが、話の盛り上がり方が薄くて、SF的な飛び抜けたセンスがあるわけでもない。それでもコツコツ続けていけば、どこで化けそうな期待は感じた。 読了日:01月01日 著者:吉田エン 読書メーター
by lifeforone
| 2018-01-06 15:43
| 読書
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