ベッドから落ちて起床。
しかもサイドテーブルの足に顔をぶつけて鼻血。
漫画のようだ・・・
読了・・・
「復活の地」 第2巻 小川一水
やっぱり小川一水の技量は確実に上がっている。
すごく面白かった。
さまざまに絡む義理、人情、組織、科学などなどをぐいぐいと読ませられる。
続発する災害に絡む難事だけでなく、制圧民族の反乱、それに対する星間列強諸国の動向。
それに対応して視野を広げる摂政スミルと、恒久的な災害復興と弱者救済に縛られて視野が狭くなっていく復興院総裁セイオが対照的。
そしてその二人がこの巻の最後のほうではああなるわけで。
帝国の運命はいかに?って感じがして実にワクワクする。
実は買ったのは発売直後なのだけど、もったいなくて読むのを少しあとにしていたのだ。
しかし、あと1巻できちんと決着がつくのだろうか?
"導きの星"みたいに最終巻だけかなり分厚くなりそうな予感。