料理日記/読書メーター
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2011年 03月 03日
2月のオススメは「貧民の帝都」。
住むところがない人というのは、現代日本では自主的なドロップアウトのようにみられているが、中世~近代においては、個人の力ではどうしようもない流れで発生していた。 貧民を見捨てずに社会の中に組み込んでいく仕組みがあったからこそ、社会の安定と経済の発展があったのだと思う。 「華竜の宮」は2010年ベストSFに恥じない力作だし、「日本代表の冒険」もワールドカップの熱気が思い出されて楽しめた。 スワロウテイル人工少女販売処 (ハヤカワ文庫JA) 発売時に買ったのに今頃読了。すっごいハードボイルドだと思う。自分の欠損や瑕疵のために、自分には責務があると思い込んでしまうナルシズムをベースとしたヒロインは好きだし、共感できる。21世紀のストーリーとして、ナルシズムであることを指摘、自覚した上で、それでも選び取っていることに価値がある。なんとなく池上永一に似ている気がするのだが、どこがというのは説明できない 読了日:02月28日 著者:籘真 千歳 ふたたび、時事ネタ ずっと著者の芸風が好きで、著作はすべて持っていると思う。だから世相の切り方が前作とほとんど変わりがなくても、とても楽しめた。細かなところで私と意見が違うが、大きなところでは(私が著者の影響を受けているので)ほとんど同じなので、安心して読める。 読了日:02月22日 著者:斎藤 美奈子 オーディンの鴉 個人的にはとても楽しめたのだが、普通の人や逆に業界の専門家はきっと否定的な意見を言いそうだ。個人の行動履歴がいろいろなサービスやシステムから、データセンターに集約されていっているのは事実だが、データセンター自体がまだバラバラすぎて、一元管理するのは難しいような気がする。またデータ構造もばらばらだから、意味言語みたいなもので解析を自動化できないと統合が難しい。そういった難点は多々あるが、着眼点と料理の仕方は結構好きだ。 読了日:02月21日 著者:福田 和代 日本代表の冒険 南アフリカからブラジルへ (光文社新書) 贔屓のサッカージャーナリストの新著。内容自体はワールドカップの時にスポナビですでに読んでいた内容がほとんどだから、目新しい物はあまりない。それでもその当時の熱気が一気に思い出されて、実に幸福な気分で読めた。著者の視点は、日本のサッカーだけでなく、サッカーにまつわる大小様々な事象から見えてくるその地域や国の様子が垣間見えてとても面白い。 読了日:02月20日 著者:宇都宮 徹壱 華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) 著者渾身の一作だと思う。滅亡叙事詩としてとてもいい味わいがあって、堪能できた。全体的に話の展開も表現も抑圧的なのが特徴なのだが、だからこそ心にしみる。それでも隠しきれないこの作品への思い入れがにじみ出ているところが、また非常に面白い。しかしこれだけ引き出しの多い話だとサイドストーリーもたくさん生まれそう。 読了日:02月20日 著者:上田 早夕里 「思わず買ってしまう」心のスイッチを見つけるための インサイト実践トレーニング 再読。最後の料理教室での実施例がとても参考になる。 読了日:02月11日 著者:桶谷 功 ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー) 「主任設計者」は雑誌掲載時に読んでいたのが、何度読んでもしびれるほどかっこいいと思う。私もこういうエンジニアになりたかった。「献身」のような話はとてもツボだ。秋山瑞人のガープスも大好きだ。表題作はさすがの名作。 読了日:02月09日 著者:アーサー・C・クラーク,スティーヴン・バクスター,アダム=トロイ・カストロ,ジェリイ・オルション,アンディ・ダンカン,ウィリアム・バートン,ジェイムズ・ラヴグローヴ,エリック・チョイ 再生 最初の表題作がすごく気持ち悪かった。なんだろう、無力な自分を憐憫している男のファンタジーはすごく嫌だ。全体的に20,30代男性が主人公の話は気持ち悪い感じがした。女性や老人が主人公の話はそんな感じはしないのだが。 読了日:02月07日 著者:石田 衣良 日本ノ霊異(フシギ)ナ話 (朝日文庫) なんとも凄い話ばかりがこれでもかと入っている。上手く表現することができないのだけど、生々しいというより生臭い。登場人物も情景も圧倒的な存在感がある。ベースは「日本霊異記」(最古の仏教説話集)だが、そこからの著者の想像力とその表現方法に簡単した。私の偏見かもしれないが、南方母系神話みたいな混沌と清らかさが一体となっている。 読了日:02月05日 著者:伊藤 比呂美 貧民の帝都 (文春新書) 地道な文献調査に基づいた良書。個人的にはすごく面白かった。日本における貧民街は、近代以降も結構場所を移り変わっていることを初めて知った。山谷ぐらいしかしらなかったので、四ツ谷(鮫ヶ橋)付近に昔あったりして意外だった。ほとんどが東京養育院と渋沢栄一の話なのだが、渋沢栄一のイメージも近代初の起業家/アントレプレナーというイメージが強かったので、これほど徳の高い人とは知らなかった。憐れみを抑圧する現代社会への批判には、結構賛成なのだが、実際の制度に反映するのは難しいと感じている。 読了日:02月03日 著者:塩見 鮮一郎 主審告白 素直に独白として面白かった。いろいろ考えて考えて考えて…考え抜いているんだけど、なんかうまく生きることができない人だと思った。端的に言えば要領が悪く、周囲の期待と自分の信念のすり合わせが苦手なのだろう。審判としての評価は私の中でも高くはないが、たしかに日本向きではないということは言えるかもしれない。サッカーに限らないがプロスポーツの審判もやはり真剣勝負というショーの一部であり、そのアートはルールの精神にのっとることが一番だと思う。 読了日:02月01日 著者:家本政明,岡田康宏 読書メーター
by lifeforone
| 2011-03-03 00:56
| 読書
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