電車男のスレを読む。
途中まで以前読んだことがあるんだけど、映画観たので読み返す。
いい話だね。
現代の恋愛ファンタジーとして、「めぞん一刻」みたいにもてはやされるのわかる。
エルメスが本当に押すところは押して、引くところは引いていてまさに理想的な女性だな。
電車男のきどらない文章が人柄をあらわしていてほほえましい。
なにより、人を好きになって、その人のために一生懸命な姿は、心地よいし素敵なことだと思える。
(その明るさに耐え切れずに毒男は戦死レスを返していくわけだが)
冷静に考えるとこういう恋愛ものって、恋に恋して憧れるところに負う部分が大きいんだけど、それをあまり感じさせない自然な感じの話だね。
お気に入りは
「エルメスんち行きのチケットとかJTBで売ってくれない訳。」
一番受けたのは、エルメスとハッピーなデートした報告をしているのに、プリキュアを観るために中断すること。
これが許されるのも電車男らしいところである。
映画は話が微妙にとんだり、前後するのは仕方ない。
電車男やエルメスについては意外とキーになる台詞はしっかり押さえて使ってある感じ。
レスについては2ちゃんねるの雰囲気は出てるんだけど、あの板の独特の雰囲気は出てないかな。
そこを見せてしまうと一般の客は引いちゃうだろうしね。
年始年末にかけて飲み会も増え、酔っ払いオヤジも増えるだろう。
からまれる女性も多くなるはず。
毒男のチャンスが!
なんて妄想を楽しむことができる。
(世の女性には迷惑この上ないが)