料理日記/読書メーター
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2009年 11月 02日
10月のお勧めは、「平成オトコ塾」。
少し停滞しているように感じられたフェミニズム関係の論壇に新風を吹き込むことを期待している。 電脳コイル9 (TOKUMA NOVELS Edge) 信者騒ぎが次第に収まって、少しずつアニメ版のストーリーに近づいていくステップなので、あまり大きな動きはないが、登場人物一人一人の描写が面白い。登場人物全員がアニメ版より毒と傷を持っているので、すごく皮肉めいたことを言いながらも、どこかさびしい感じがするのがいい。 読了日:10月31日 著者:宮村優子,原作者/磯 光雄 こんな日本でよかったね─構造主義的日本論 (木星叢書) 賛否は分かれるが、いろいろと考えるきっかけになる文章が多い。原理主義、機能主義の話はかなり共感した。周りには原理重視の人が多くて、役に立つならいいじゃんというプラグマティズムが通じなくて困る。逆にフェミ関係のところはまったく同意できない。オムツなしでも赤ん坊の欲求を感じ取ることが重要だとしても、その能力を母親だけに求めることはないし、さらには親が読み取れなくても、読み取れる人にアウトソーシングするのもありだと思う。 読了日:10月30日 著者:内田樹 キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢 アメリカの下世話な部分を、シニカルな文章で、いやになるくらいたくさん紹介している。個人的には面白いネタが多かったのだが、さすがに最後は少し食傷気味。これだけぶっ飛んだことばかりやっていても、ベーシックな部分はしっかりしているから、大きな国として力を持つことができたとうことも忘れてはいけない。 読了日:10月27日 著者:町山智浩 小説・捨てていく話 劇団に昔所属していた身としては、座長をカリスマ的に崇拝することで、外部に対して攻撃的になる劇団の様子がありありとうかんで面白かった。主人公は夫に振り回されているように書かれているが、実際は主人公も結構まわりを振り回していたように思う。 読了日:10月26日 著者:松谷 みよ子 子育ての環境学 (実践・子育て学講座) 子育ての歴史や実際の制度や体験談を良くまとめてあると思うのだが、イマイチ興味が持てなかった。専門的な話と実体験ベースのアドバイスが織り交ぜてあるのはいいが、対象読者を絞りきれてない気がした。 読了日:10月23日 著者: メディアにひそむ母性愛神話 母親の無償の愛への盲目的な信仰と押し付けが、どのようにメディアで伝えられているかをわかりやすく説明している。絵本「おおきな木」の紹介では、著者を含めて読んだ人はみんな感動したといっているが、あらすじを読んですごく気持ち悪いと思った私がゆがんでいるのだろうか。NHKの朝ドラが、女性の自立を描きますといいながら、結局社会の枠に閉じ込められる話になるのは、もはや伝統になっている。 読了日:10月22日 著者:大日向 雅美 迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く 相変わらず面白い現代版ウィザードリィを舞台とした青春群像劇。設定の無理とか、短い時間で成長しすぎとか、細かい欠点はいくらでもあるが、個人的には全く気にならない。全般的に感情的な描写はすくなくて、事件も後日談だけでしか語られないのだが、それでも雰囲気がすごくいい。ただ主人公については、あまり人間的に成長しているとは思えないが。 読了日:10月21日 著者:林 亮介 母性愛神話とのたたかい 基本的な内容は「母性愛神話の罠」と同じだが、掲載誌のためか平易な文章でよりわかりやすい。3歳までの乳児に愛情が必要なのは当然だが、それをすべて母親に依存する社会構造が変わらない限り、子供にまつわる閉塞感は変わらない。個人的には、子供を持ったことがない人が子供と接しようとするときに、親を含めて社会全体から向けられる不信感をどうにか変えたい。しかしAmazonのカスタマーレビューはひどい。 読了日:10月20日 著者:大日向 雅美 シモネッタのデカメロン イタリア的恋愛のススメ イタリア人ってやっぱりパワフルだ。日本人とは考え方も気力も精力も違いすぎる。でも違うから面白いのかもと思う。イタリア人の男はセクハラしないとセクハラになる。すべての女性に平等にセクハラする義務があるというのは至言だった。軽妙な語り口で紹介されるどのエピソードも楽しくてとても満足した 読了日:10月19日 著者:田丸 公美子 朽ちていった命―被曝治療83日間の記録 (新潮文庫) 久しぶりに背筋が寒くなった。大内さんはどこまで大内さんであり続けられたのだろう。人間は巨大なクソ袋という例えがあるが、治療の終盤は穴が開いて水がバシャバシャ漏れている風船に、水を注いでいるだけの状態に見える。センサーで計測した数値が正常なら人間は生きているといえるのか?原子力業界の問題点より終末医療の問題のほうに意識がいってしまう。 読了日:10月16日 著者: 人は「暗示」で9割動く!―人間関係がラクになるコミュニケーション心理術 小手先のテクニックでごまかしたり、おだてたりするばかりで、あまり役に立たなかった。 読了日:10月16日 著者:内藤 誼人 平成オトコ塾―悩める男子のための全6章 (双書Zero) これもネタ本と思っていたが、すごくしっかりした考え方で書かれた本だった。取り上げている題材は、非モテ、暴力、包茎、風俗とわりと下世話なものが多いが、決してふざけることなく真面目に問題に取り組んでいる。伝統的な男らしさのような自己中心的な生き方ではなく、きちんと相手のことを考えた生き方することを、いろいろな事例を元に説得力を持って勧めている。 読了日:10月15日 著者:渋谷 知美 母性愛神話の罠 良書。日本の育児の問題、特に母親への責務の過剰な偏重が気になるなら、是非読んだほうがいいと思う。子供にはたっぷりの愛情を注ぐべきといいながら、社会全体としての慈愛心がない日本では、母親は子供への全責任を負うことになっていて、その負荷は私には想像がつかない。母親だけに集中するシステムをとっている限り、女性は子供産むことを躊躇するのは当たり前だと思う。現状の問題点とその原因への切り込みは十分だが、改善に向けた提言がやや弱いところが残念。 読了日:10月14日 著者:大日向 雅美 肉食系女子の恋愛学 彼女たちはいかに草食系男子を食いまくるのか 正直単なるネタ本だと思って読んだのだが、意外と面白かった。この本を読んだ男性の感想はほとんど否定ばかりだが、それはこういった女性を受け入れられないという器の狭さの現われにしかならない。だって書いてある女性の行動は、一昔前の肉食系男子とかわらないのに、男がやったら武勇伝で、女がやったら破廉恥って、単なるダブルスタンダードに過ぎない。男にないパターンは結婚目当ての婚活女子ぐらいで。男をふるいにかける読み物としては最適かも。 読了日:10月09日 著者:桜木ピロコ 17歳。 モット自由ニナレルハズ シニカルでリアリスティックな切り口が鋭い。著者の味が良く出ていて、私自身は非常に楽しんだのだが、17歳のときにこれを読んでもポカーンとしてしまいそう。 読了日:10月08日 著者:小倉 千加子 無駄学 (新潮選書) 無駄の定義から無駄取りの歴史から現状まで良くまとまっている。トヨタ式が中心なのはある程度仕方ないが、業務中のすべての動作を監視されているような効率化はやはりあまり好きになれない。日本式の改善は現状から無駄をとるという考え方だが、欧米では本質的に必要なものだけで0から作り直すという考えが多いのではなかろうか。そのために必要な論理思考がどの程度社会で認められているかの違いが大きい。「問題は内側にあり、解決策は外側にある」「環境に恵まれると無駄が生まれる」「幸せ=財/欲望」などの紹介されている考え方が面白かった 読了日:10月07日 著者:西成 活裕 煙突の上にハイヒール かなり出来のいい短編集。ちょっとした先進技術が世界全体をどうかえるかというより、その技術に触れる一人一人がどう変わるかという視点で描かれている。一番好きなのはパンデミックの話だが、作者の個性がよく出ているのは猫の話だと思う。 読了日:10月05日 著者:小川 一水 レインボーズ・エンド下 (創元SF文庫) 最後まで話がイマイチ飲み込めなかった。設定とかVR、ARの感覚は悪くなさそうなのにもったいない。 読了日:10月02日 著者:ヴァーナー・ヴィンジ レインボーズ・エンド上 (創元SF文庫) 世界観や設定はわかるんだけど、描かれているシチュエーションが具体的に想像できなくてもどかしい。少し言葉のセンスが自分とずれている感じがした。 読了日:10月01日 著者:ヴァーナー・ヴィンジ 読書メーター
by lifeforone
| 2009-11-02 22:11
| 読書
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